北岳


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これぞ北岳。標高約600メートルのバッドレスの迫力に圧倒される



朝四時前、まだ暗い甲府駅前に大きなリュックを担いだ登山者たちが集まってくる。ほとんどが四時発の広河原行きのバスに乗りみ、北岳や甲斐駒、仙丈岳、鳳凰三山を目指す。
広河原に着くと、遥か彼方に北岳が聳えていた。果たして今日中に、あんな高いところへ登れるものだろうかと思う。パッキングをし直して、相棒のOさんと約六時間の予定で、北岳のピークを目指す。
紅葉が始まった白樺の樹林帯の緩やかな登りを行くと、雪渓が融けた水音だろうか。切れ味の良い流れの音が聞こえてくると、気持ちが少しずつ荒ぶってくるのが分かる。早くここを抜けでて、沢に出たいと思う。北岳のピークが見える大樺沢がもうすぐだ。




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樹林帯から大樺沢を目指す登山者たち(北岳が彼方に見える)



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大樺沢の途中、振り返ると鳳凰三山が顔を出す


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二股から北岳の直登コースを仰ぎ見る

コメント

お天気にも恵まれ 無事のご帰還!おめでとう。

きっと 登った者にしか味わえない満足感や
美しい景色を 少し分けていただいたような気分になりました。

明日から 約1週間 帰省です。

A)
ありがとうございます。
御陰さまで、天気に恵まれ、素晴らしい眺望の連続でした。
この高さは、十数年ぶりだったので、感動と疲労の両方を久々に体験しました。

明日から帰省されるのですね。
では、明日以降の写真を特別にお送りします〜(^_-)

秋を楽しんで来てください〜♬

2012年10月15日 15:19 | おかいこさん

お帰りなさい。
秋日和に恵まれご無事のお帰り嬉しく思っています。
興奮と感動がまだ冷めやらぬのではないでしょうか。

紅葉が始まっていてとても綺麗な写真です。
また一つ思い出のページが増えて最高ですね(゜.゜)

A)
標高1500mの広河原という登山口に下りると、黄色に染まったカツラの葉から
芳しい香りが広がっていました。
登るに連れて秋の装いが、はっきりしていました。
後半の「山の秋」で紹介します (^^ゞ

2012年10月15日 16:13 | tama

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