小諸駅から車で10分くらいの山の中腹に、義母の眠る墓がある。濃い緑に囲まれているが、光は届くので、夜になれば星明かりも見えるはずだ。信州の自然の中で一生を過ごした人だから、ここはきっと眠り心地が良いと思う。まるで別荘みたいですねと、声をかけたらどんな返事が返ってくるのだろう。御陰さまでとあの笑顔を浮かべるかもしれない。そういえば晩年の義母は、ここまでの坂道を上れなかった。
二才の子は、背負子に担がれて上がってきて、大人たちの行動をじっと見ていた。この子がやがて成人する頃、誰かが登れなくなって、誰かが送られていくのだろう。
ツツジと
ヒトリシズカと
ヤマブキの咲く道を登っていく
2013年5月13日 16:13
|
カテゴリー:
歩キ眼デス
コメント
お義母さま、いいところに眠っていらっしゃいますね。
いつか来た道、いつか行く道・・・です。
A)
朝は鳥の声を聴いて、光は燦々。
キツネやキジなどの動物が沢山いそうだし
退屈はしないと思うよ(^^♪
2013年5月14日 02:31 | 空
コメントの投稿