梅雨入り


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沖縄が梅雨入りした。花粉が終り、やっと爽やかな季節になって、さあ山登りだと計画を立て始めると、梅雨入り予想のニュースが流れる。関東地方も今月末には梅雨入りするのだろうか。人の想いとは別に、山も里も植物たちは、この雨を待っている。夏の前にしっかり吸水して、成長するためだ。
山で、雨に煙るお花畑を見るのもなかなか好いものだと思えてきたのは、最近のこと。登山者が少ないこともあるが、雲が多いことで光が押さえられ、撮影には悪くない。そして何より、ゆっくり花を見ながら歩いていると、こちらの乾いた器にも水が貯まっていく。


コメント

梅雨の時期になると何時も「髪結新三(かみゆひしんざ)」と言ふ歌舞伎芝居が頭に浮かぶ、新三が平清と言ふ當時深川に實在した料亭の名入の手拭で作った浴衣を着て、團扇を扇いで居る所は如何にも、初夏と梅雨入りの入り混った季節感が出て居る芝居で有る。

 僕の祖母(二號)は昔の下町の料亭の女將だったせいか「芝居」の事を「しばや」と訛って言って居た。家に訪ねて來た時なんか「髪結ひ新三はいい男」と言ふ小唄の様に、「今掛かって居る芝やの六代目の新三は本當にいい男だよ」なんて言って居た聲が今でも耳に残って居る。

A)
作家浅田次郎のおばあさんも江戸っ子で粋な話し方をしていたそうですよ。
粋というものが、消えていくというよりも
粋の意味が分からない時代でしょうか。

京都には京都の、大阪には大阪の文化があるように
粋は江戸独特の文化ですね。

「いよっ〜!」と、掛け声をかけたくなる
見栄を切ったり、粋がる友人がひとり、神楽坂におります。

いまや希少種ですね(^^♪

2013年5月20日 19:08 | 雅蘭洞英齋居士

入梅とアジサイはコンビですね。
アジサイの七変化はやっぱりしとしと降る雨の中で
味わいを感じます。
菖蒲やアヤメもやはり梅雨の止み間に見るのは
新鮮で綺麗ですよね。そう思うと自然はうまく出来て
居ると思います。

A)
雨に煙る景色は、ピンが甘くなるせいでしょうか。
目と心の負担を和らげてくれるようですね。

昨晩遅くに帰宅したのですが、霧雨がソフトフォーカスをかけて
街を旅先にいるような景色にしてくれました。
良かったですよ。

雨と花の頃、歌がたくさん出来ますね〜 (^^ゞ

2013年5月21日 17:49 | tama

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