蜜月の仲
本邦初!紫陽花のスカートの中に潜る
「梅雨と紫陽花は蜜月の仲」とAさんは、歌会でおっしゃったが、雨を受ける紫陽花を見ていると、その切ないような美しさに溜息がでてくる。鮮やかな青紫のグラデーション、打ち上げられた花火の煌めき、花飾りのような艶やかな装いなど、それぞれに華やかな個性がある。今年は早い梅雨入り宣言にも関わらず、雨がほとんど降らなかったので、多くの水を必要とする紫陽花を心配していた。でもこの雨で、うっとり、しっとり。紫陽花の滲みにも潤いが戻ってきた。
2013年6月13日 12:30 | カテゴリー: 歩キ眼デス
コメント
ドキドキのタイトルです!
空色の紫陽花、なんて美しいのでしょう!
花の中に潜り込んだアングル、気持ちいいです。
今日はどんより、蒸してますが、この写真でソーダを飲んだように、すっきりしました。
紫陽花、どんな種類でも美しいです。浴衣が着たくなります。まだ早いですね。
A)
枝垂れ桜の中から撮ったことはありましたが、紫陽花は初めて。
小さなカメラで、そして広角のレンズだったら、もっと面白い空間になったのかも。
やっと梅雨らしくなってきましたが
西日本は、明日から猛暑みたいですよ〜
2013年6月13日 13:31 | かに
綺麗な水色の紫陽花、上手に撮れましたね。
雨上がりの紫陽花に艶やかな美を感じるとは、星さまも荷風散人と同じ感性をされて居ます。僕も散人は大好きで、亡くなってから、毎日新聞の記者だった(故)小山さんと「散人」と言ふ同人誌を作って、全國に配信した事が有ります。三年位は續きました。
散人には「あぢさゐ」(原文のマヽ)と言ふ三味線弾きの鶴澤宗吉と葭町の藝者小園との戀のたてひきを、宗吉が知人に語る形式で書いた短編小説が有りますね。
又、「つゆのあとさき」と言ふ君江と言ふ女給の男遍歴を書いた小説も昭和五、六年頃の風俗や世相も解る面白い小説が有りますね。梅雨とか色變りする紫陽花は、何か人の情感を刺激するものが有るのでせうか。
A)
お誉めの言葉ありがとうございます。
紫陽花には、人の心を動かす情感がありますね。
情報機器がない頃、男女は想うこと、信じることでしか、
自分の気持ちを整理できなかったから、紫陽花のような花にアレコレ重ねたのでしょう。
紫陽花に降る雨も長く続くと、花枝にたわんで頭を重くしていきます。
その風情もこころなしか、寂しい姿に見えて、趣を感じますね。
昭和の初めの風俗に興味津々です(^^;
2013年6月14日 10:40 | 雅蘭洞英齋居士
最上のアジサイとても綺麗ですね。
どの様にして撮られたのですか。
枝の内側からですか?
雨が降らなくて本来の姿を発起できなかったアジサイが
今回の雨で生きづいた感じですね。
撮り方次第で同じ花でもこんなにも変身するのかと教えられた写真です。
ありがとうです。
A)
そんなに、難しくはないんです。
小さなカメラを紫陽花の花房の中にいれて何枚か撮りました。
接写とストロボの有無です。
ようやく雨が降ってきて、紫陽花もそれを見る人も
蜜月の関係ですね。
歌をつくりましょう〜!
2013年6月14日 16:52 | tama
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