どうやら・・・



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どうやら、オリンピックの誘致は失敗に終わりそうだ。話は簡単。福島第一原発の汚染水問題だ。海外記者の質問とその愚かな答弁、それを受けた海外メディアの報道から、私たち日本人はあまりにも国際社会の良識や認識からかけ離れ、知ろうとしていなかったかを知った。
なんとノー天気な日本人。まだ落選したわけではないが、良い勉強をさせてもらった(ている)のかもしれない。

地方のことより都市優先。未来のビジョンより今の幸福。自然は押さえ込めると思っている勘違い。私たちが持っていたはずの常識や危機管理意識は、いつ抜かれてきたのだろうか。

招致に失敗したからと言って落胆することはない。オリンピック招致に使った金だって、これから何十年と続く汚染水対策や廃炉にしていく巨額な予算を思えばたいした額ではない。この「国家的な危機」を認識し、新たな舵取りに変えていかなければと思う。

本当に日本を思ってくれるIOCの理事は、こう言うだろう。
「肩を落とさず、国に戻って、今度は福島の復興にその力を注いでください」と。



コメント

星さん。よくぞIOC委員に成り替って申して下さいました。
國の政府だって東電が後手後手なんて言へたもんじゃ無いでしょ。
海外特派員協會で「福島の片付けも終って居ないのに、日本の政府は新しい原子力發電を稼働させる事ばかり考へてるのはおかしいんじゃないか!!」と聲高に指摘されてから、慌てて「東電に任せ放しにして居るのではなく國の豫算で防護壁を造って・・・」なんて言って居るが其の壁なんてもっと深く汚染水が潜って漏れ出たらどふすんだい?

でも日本人は大人しいから異人さん(黒船さん)に何か言って貰はないと、何にも出來ない。
と言ふ事が良く解っただけでも良かったじゃぁあーりませんか

A)
まだ可能性があるから、こんな判断をして良いのかどうか分かりませんが・・・。
よくぞ言ってくれた!と思いました。

列島の背骨部分から、日本海と太平洋に流れていく水は、川だけでなく
その多くが地下水となって海に注いでいるという事実。

一日400トンの地下水を遮蔽する。またその一部を汲みだし、タンクに貯めていく。
永遠に続く作業は、賽の河原で積み石していると、鬼が来て塔を破壊していく・・・
まるで三途の川の愚かな作業のように映ります。

参りました、勘弁してください。と言えない自然を相手に
人類初の挑戦に勝ち目は、見いだせるのでしょうか。
すでに関係者は、絶望的な気持ちになっているのではないかと思うのですが・・・

安倍さんは、美しいニッポンを と 以前言っていたなあ。

日本の負の連鎖は、これから始まるのかもしれませんね。

2013年9月 6日 18:14 | 雅蘭洞英齋居士

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