花冷え



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「花冷え」。この頃の寒さをこう言うらしい。美しい言葉だ。「花冷えですね・・・」な〜んて、歩きながら囁いてみたいものだと、月をチラリ。北海道では、リラの花咲く5月頃の寒さを「リラ冷え」という。こちらも、ロシアや北欧の春を思わせるかのような北国独特の美しい言葉だ。リラとはライラック。札幌の街に甘い香りが漂う頃、北国に遅い春がやってくる。


コメント

5月下旬だったと思いますが北海道に行ったら、どこの家にもリラの木があって、綺麗に咲いておりました。
桜を眺める様にリラの花が楽しめるのには感動しました。
確かルビナスもいたるところで見かけました。
とても綺麗だった風景が思い出されます。
次はお山の可愛いお花との出会いですね。いいですね )^o^(

A)
リラもライラックも、どちらもいい名前ですね。
たぶんですが、北海道の人は、桜より
ライラックの方が春を感じるのではないでしょうか。
さくら祭りはあまり聞きませんが、ライラック祭りは各地にあります。

ルピナスは、色の種類も多く、群生の美しさは何ともいえません。
道内の庭好きのお家では、よく見かけますね。

来週末は、第一回のORMACです(^^♪

2014年4月10日 14:21 | tama

「リラ冷え」と言ふのも、とても美しい言葉ですね。
何となく寶塚の乙女とか中原淳一描く瞳の大きな夢見る少女を連想させる言葉です。「花冷え」と言ふと、如何にも日本的な平安調な感じですが、「リラ冷え」はハイカラです。使って見度いけれど、本土の人には感覺が解らないでせうね。

A)
そうですねえ〜、内地の人には、ピンと来ないと思います。
桜より、リラを楽しみにするお国柄です。
上京してから、北海道の人柄を客観的に見られるようになりました。

花への想いについても、どうやら違いがあるようですね。
もちろん、花の適正に影響していると思うのですが・・・
夏が短い分だけ、人々の花への想いは、とても強いです。

そんなことを頭に浮かべて、5月のリラの花咲く下を歩いてもらえればと思います。

2014年4月11日 11:05 | 雅蘭洞英齋居士

『リラ冷えの街』という渡辺淳一の小説がありましたね。
高校生の頃大好きだったな~~初期の渡辺淳一センセ。

A)
「リラ冷えの街」、このネーミングは上手いねえ〜
渡辺作品は、前半ほとんど読みましたが、後半は読まず。
後半は、毎度同じ・・・・(^^;)

「阿寒に果つ」「花埋み」は、良いなあと思ったけど・・・

2014年4月11日 21:10 |

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