この時期の風をこう言うらしいが、昨日今日と吹く風がなぜか冷たい。おまけに夜は温度も下がるので、駅に立っていると、一枚余計に持ってくれば良かったと後悔する。桜が終わって、レンギョウやヤマブキの黄色に目を奪われてしまうが、木陰ではハナニラやシャガ、スノーフレークの花が風に揺れていた。
スノーフレークは別名「鈴蘭水仙」
昨日の歌会で、こんな歌が一席に。
美の女神が
身投げする
瞬間を止めたよう
水際の
桜
作者はきっと土手の桜の枝を見て詠ったのだろう。水面に向かって枝を伸ばす桜の姿を見事に表現している。
2014年4月11日 14:10
|
カテゴリー:
歩キ眼デス2
コメント
木の芽風!木も成長するために、冷たい風が必要なのでしょうか?
人間ならなおさら!
シャガやスノーフレークが清楚で、心洗われます。
お歌、素晴らしいです。
でも、見投げする、とは少々哀しい響きですね。
最高に美しいことを現されているのでしょう。凄いですね。
A)
その一席の歌は、熖太先生の作です。
ハッとするような美しさです。
多くの支持を得ていましたよ。
久々の一席だとおっしゃっていました。
2014年4月14日 14:27 | かに
コメントの投稿