スミナガシ(墨流し)
フワリと珍しい色の蝶。これ、初めてかもしれない。藍染めを思わせるような色合いで、じつに美しい。染めと織りの工房を舞ってから、誰かに白いパステルでアクセントをつけてもらった。そんな感じの柄だ。調べてみると、名は「スミナガシ」。誰につけてもらったのか、素敵な名前だ。
思えば、蝶には日本の伝統色を思わせるような名前が多い。アサギマダラ(浅葱斑)、ルリタテハ(瑠璃立羽)、オオムラサキ(大紫)、アオスジアゲハ(青筋揚羽)、キマダラヒカゲ(黄斑日陰)ベニシジミ(紅小灰)など、舞う姿から、色の世界からやってきた使者と映ったのかもしれない。
2014年8月12日 12:19 | カテゴリー: 歩キ眼デス2
コメント
スミナガシ珍しい蝶ですね。
始めてお目にかかりました。まったく藍染を思わせる蝶ですね。
白の柄が引き立っていて美しいです。
A)
山で初めての生き物に会うと周りの空気まで、ピンと張りつめます。
知らないものが世の中にはたくさんありますね。
足腰を鍛えておかなければ〜と(^^;
スミナガシなんて、誰が名付けたのでしょう。
発見者でしょうかね。
2014年8月13日 22:44 | tama
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