湯坂路(鎌倉古道)


P3280237.jpg

過去二度も歩いているのに、湯本の街が変わってしまい、湯坂路の登り口を見つけられずにいた。誰かに聞こうと思っていると、ハタキを手にした年輩の女性が店先に出てきたので尋ねた。
「川を渡ってそこを道なりに上がって行くと、すぐ分かります」。嫌な予感がしたが、しばらく歩いていくと、やはりな・・・。「旧街道の石畳」と「湯坂路」を勘違いしていたのだ。
まあ、こんなことはよくあることで、仕方がない。余計に30分トレーニングをさせてもらった。

P3280251.JPG
詳しくはここをどうぞ↑

P3280253.jpg
古い石畳が城跡まで続いている


湯坂道には歴史がある。時代はグ〜ンと遡って鎌倉時代。幕府を開いた源頼朝は、箱根権現への参詣道として、この湯坂道を整備した。つまり日本でも最も古い路の一つで、湯本から芦之湯への最短コースになる。


P3280279.JPG

登り始めはややキツいが、標高を上げていくと道は穏やかになる。山頂が近づくと山桜が植樹されていて、さぞ花の頃は素晴らしいだろうと想像する。この時期、山に花は少ない。今回目にしたのは、クサボケ、野バラ、スミレ、キブシ、アセビといたっところ。ただ登山者は少なかったので、静かな山行を楽しめた。


P3280241.jpg
キブシ


IMGP0220.JPG
クサボケ


IMGP0210.JPG
野バラ


コメント

ちょこっと一言!
これは野バラではなく『モミジイチゴ』だと思う?!

A)
なるほどね〜、苺は開花が早いからなあ・・・
それにしても、この棘で、なお苺なのか!?

2015年3月31日 20:11 | 匿名

コメントの投稿

トラックバック

トラックバックURL: http://1c.3coco.info/mt-tb.cgi/1640