湯坂路(鎌倉古道)
過去二度も歩いているのに、湯本の街が変わってしまい、湯坂路の登り口を見つけられずにいた。誰かに聞こうと思っていると、ハタキを手にした年輩の女性が店先に出てきたので尋ねた。
「川を渡ってそこを道なりに上がって行くと、すぐ分かります」。嫌な予感がしたが、しばらく歩いていくと、やはりな・・・。「旧街道の石畳」と「湯坂路」を勘違いしていたのだ。
まあ、こんなことはよくあることで、仕方がない。余計に30分トレーニングをさせてもらった。
詳しくはここをどうぞ↑
古い石畳が城跡まで続いている
湯坂道には歴史がある。時代はグ〜ンと遡って鎌倉時代。幕府を開いた源頼朝は、箱根権現への参詣道として、この湯坂道を整備した。つまり日本でも最も古い路の一つで、湯本から芦之湯への最短コースになる。
登り始めはややキツいが、標高を上げていくと道は穏やかになる。山頂が近づくと山桜が植樹されていて、さぞ花の頃は素晴らしいだろうと想像する。この時期、山に花は少ない。今回目にしたのは、クサボケ、野バラ、スミレ、キブシ、アセビといたっところ。ただ登山者は少なかったので、静かな山行を楽しめた。
キブシ
クサボケ
野バラ
2015年3月31日 15:42 | カテゴリー: 歩キ眼デス2
コメント
ちょこっと一言!
これは野バラではなく『モミジイチゴ』だと思う?!
A)
なるほどね〜、苺は開花が早いからなあ・・・
それにしても、この棘で、なお苺なのか!?
2015年3月31日 20:11 | 匿名
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