泉ヶ岳
「気をつけて登りなさい〜」
週末、仙台から北西に約25キロ、市民に愛されているという泉ヶ岳を登った。前日のアルコールがしこたま残っているので、すぐにはピッチが上がらない。30分くらいたった頃から、ようやく汗が出はじめる。久々の単独行なので、高度をグングン稼ぐ。唐松林からエゾハルゼミ、遠くからはブッポウソウの鳴き声が聞こえる。水の豊かな山らしく、沢筋からはせせらぎの音が絶えない。
エゾハルゼミの涼しい鳴き声が響くカラマツの森
市民から愛されていることは、登山者を見るとよく分かる。親子連れ、女性の年配者がとても多い。きっと何度も登っているのだろう。緊張感もなく、お喋りの声が聞こえてくる。
この日の東北地方の予報は、午後から雷を伴う雨。森に満ちる湿気は、雨の匂いも運んでくる。空の雲も活発に動き始めた。登山口からは頂上が雲に覆われ、見えなかった。どうしようか。いい山だし、時間もあるからこのまますすむか、悩んだ。
食べてる場合ではない
よし、また引き返して、登り口から聞こえた声の主を捜してみよう〜
あの声は、ツチノコではない。変なことを思い出した・・・。
2015年6月22日 11:55 | カテゴリー: 歩キ眼デス2
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