上高地(2)隊長失格の巻


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すでに11時を回っているのに、まだ火の側から離れられない


笑ってしまうようなミスを犯した。こんな顛末だ。
今回の上高地は、空さんに紹介してもらった山荘を予約をした。何度かやり取りをしていたのに、途中から宿の名前を間違えてしまい、違う宿に連絡を入れていた。なぜか!?
山荘のイメージが強かったので、いつの間にか山荘の名の付く宿と思い込んでいたらしい。

人数が減ったので、宿に電話を入れなければと思ったのが、約一ヵ月前。
「・・・そうです、14人から7人に変更です。名前ですか!?・・・」相手も驚いたに違いない。予約もしていない男から突然人数変更を言われてしまったのだから。しかし不思議なのは、その時そのまま話が決着したことだった。

そして土曜日。間違いの宿に早目に着き、人の良さそうな番頭さんとおかしなやり取りが始まった。「変ですね。いつ予約を入れましたか・・・(台帳を調べるなど、この間約5分)・・・とりあえず荷物をお預かりしましょう」。我々はリュックを置いて、大正池に向かうルートを歩き始めた。

しばらくすると、見覚えのある名前の山荘が現れた。

閃いた。ここだ!・・・あの宿ではない・・・
皆が驚いた。「○×#∦∢∄≃❊⚡♐♓✷・・・・・」
てんやわんやで、最初の宿に戻り、ことの顛末を話して謝り、早々にリュックを担ぎ、逃げるようにして当初の山荘に向かった。

山荘の女性も驚いたようだった。この不思議な話を聞いていたが、人数変更にもそうですか、とサラリと優しく対応してくれた。
良かった・・・。冷や汗が流れていた。

しかしそんな恥ずかしいことなど、パチパチと燃える薪の炎と酒の酔いに、ころっと忘れてしまい、貸し切りの暖炉の夜は更けていったのだった〜♬


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ビジターセンターの方が、火の付け方を伝授してくれた


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新聞紙だけで火をつけた


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とろりとろりの炎を見ていると時間を忘れてしまう



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もうそろそろ灰をかけて火を消そう〜



甲子園スタイルで背の順に並んで


コメント

ミスをされたお陰で、忘れられない旅になりました。
ドキドキも、暖炉のパチパチで、ウキウキになりました。あの薪の炎は一生忘れません。あの人間くさいおじさんと共に、記憶されました。

A)
翌朝、あの人間くさいおじさんは、拡大鏡でシダの葉をジッと観察していた。
シダに興味のある人と言ったら、植物学の牧野博士。
小石川のシダ園を思い出しました。

今回のミスでキャンセル料が発生しなかったのは、奇跡でした。
(*_*; 気をつけなければ・・・

2015年8月25日 15:09 | かに

何はともあれ無事に泊まれてよかったですね!
上高地の美しい景色をみて また行きたくなりました。

A)
来春に吟行でいくプランを考えます。
早目の申し込みをして、バスも直行便を取ればラクラク〜
行きましょう〜 ♬

2015年8月25日 15:46 | おかいこさん

おおっ〜、やっちまったなぁー!

でもね、まだこれからよ、これから!?
恥ずかしいなどと思えるうちは、まだ青い。

しかし、上高地はいいね!!!

A)
なんだか分からないけど、これからよ〜に励まされるなあ(^^;

上高地は、上級のリゾート地だと思う。
年輩のカップルが多かったね。
ゆったり歩いている姿が、好い感じだった・・・(^^♪

2015年8月25日 18:31 | 権之助

あっはっは!!!(笑)
やっちまっただね~~~(笑)
そうそう、権師匠の言う通り、これから、かな~~~???(笑)
(笑い過ぎ?)

暖炉の火が懐かしい。
また行きたいな。
季節を通して行きたいところですね。

A)
山荘、山荘・・・・
いつのまにか、間違えてしまった (^^;

来春に団体申し込みがありました〜
たぶん吟行で行くかな。

100インチでボルトの快走を観ました〜♬

2015年8月27日 05:08 |

誰にもある苦い思い出。
山に行かれる度に笑いのネタになるでしょう。
失敗は一歩前進です。それもよい( ^)o(^ )

A)
笑っちゃいますよね〜
いつの間にか擦り込まれていたみたいで、大いなる勘違い。
じつは、よく注意されているんです〜 (^^;) 

2015年9月 4日 13:44 | tama

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