串田孫一


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「串田孫一」と「はけの森美術館」が重なった。それにパティシエの小嶋るみさんのお店が美術館のなかにオープンしたというのだから、これはもう行くしかない。美術館は武蔵小金井駅から徒歩10分。はけを下りていった住宅街の中にひっそりとあった。
美術館は画家中村研一氏のアトリエを小金井市が譲り受け、現在は市民の芸術文化活動の拠点になっている。


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ひょいと裏手を覗くと小嶋さんのお店「オープンミトンカフェ」があった。まず美術館に入って串田孫一の作品を見ていく。初期の頃の油絵から始まり、雑誌「山のパンセ」の表紙を飾った版画が並ぶ。版画家の畦地梅太郎を思わせるユニークでのんびりとしたタッチが心を和らげる。あ〜昭和の時間が戻ってくる・・・人の少ない館内に温かな空気が広がっていく。二階には多くの著書が紹介されていた。山の文芸誌「アルプ」や「山のパンセ」に目を通すと、山の日々や仲間たちとの交流が描かれていて、羨ましくなってしまう。そこの仲間に加えてもらいたいという衝動・・・


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しばらくすると串田氏を囲んで音楽を楽しんだと言う小金井市民オーケストラのメンバー三人による室内演奏が始まった。フルート、チェロ、ヴァイオリンの美しい音が穏やか午後の館内に響いていく。まあ、なんと良い日に訪れたこと。
そして小嶋さんのこのケーキセット。

武蔵野、はけ、美術と音楽、ケーキとお茶、武蔵野公園の散策。そして夕日・・・こんな幸せな冬の午後は、そうはない・・・.


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コメント

関東合同新年歌会の総合司会お疲れ様。
山碧木さんらしい自然な感じが良かったですよ。

自然が一番、ざわざわしたいろんなニュース、
そんなものは自然とは関係ない。
はけの森散策たのしみだな。

吟行だったっけ!悩ましいことだ。

A)
どうもどうも・・・ありがとうございます。
最初は少し緊張しました。

自然もビックリしているかもしれない・・・この暖冬
秋田の内陸部も雪が少なくて、ビックリポンらしいです。

はけというか、武蔵野は散策するには良いところです。
ぜひ、楽しみに〜♬

2016年1月13日 09:51 | ふぁ~い

面白そうですね。ケーキも美味しそう!
さてさて、どんなお歌が生まれるのでしょうか(*^^*)

A)
暖かくしてきてください〜〜♬

2016年1月13日 16:29 | かに

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