少年力
図書館で山の資料を探していると、こんなページで釘付けになり、タイムスリップする。子供の頃、雪が溶け始めると山に入り、鹿の足跡や鳥の羽、木屑などを見つけては、あれこれと想像した。そして早く夏にならないものかと、心待ちしたものだ。
尾瀬で見たオコジョ、瑞牆山のテン、八ヶ岳のカモシカ、ヤマネ。そしてコゲラのドラミングを聞いたのは去年の大台ケ原だったなあ〜と動物たちとの出会いはすぐに思い出せる。
大切なことを忘れていくのに、少年のページはいつだってサッと開くのだ。もしかしたら少年力を身につけておくと、記憶は失われないのかもしれない。
2016年2月12日 15:27 | カテゴリー: 歩キ眼デス2
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