大山詣り(2)
大山詣りといえば、落語の「大山詣り」を思い出す。志ん生と志ん朝が、江戸っ子たちが参詣に押しかけていた当時の様子を面白おかしく語っていた。
大山詣りは、当時男衆のレジャーだった。参拝というのは表向きで、本来は男たちの羽目を外しての楽しみが主だった。精進落としと称しては、帰りの宿場町でおおいに遊んだらしい。
明治に入るまで、日本には女人禁制の地がいくつかあった。大山のほかにも富士山、立山、白山などの山岳信仰が盛んな霊場がそうだった。四国の石鎚山は、いまでも7月1日だけ女人禁制となっている。ビッリリポンだ。
そんなことはどこ吹く風と、参拝の後、ORMACメンバーはいつもの通り、地元オススメの肴と大山の地酒をおおいに楽しんだ。
2016年2月16日 13:40 | カテゴリー: 歩キ眼デス2
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