マテバシイ


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食べられるドングリの一つ、マテバシイ。生でも食べられる


歳を重ねていくとなんだか父に似ていくような気がする。その一つが「声をかけずにいられない症候群」。父は香具師のような人が好きで、お祭りなんかに行くと必ずと言っていほど怪しげな人たちに声をかけていた。それもちょっとからかうように、愛情をもって・・・。きっとそんな人たちが好きだったのだろう。海に行けば漁師、そして行商のおばさんや食堂で働く人たち・・・汗して働く人を好きだったのかもしれない。

木の実を並べ、誰かを待っているようなニコニコ顔のオジさんが立っていた。声をかけて下さいと言っているような表情だから「食べられるドングリって、あるんですか?」と聞いた。おじさんはその質問を待っていたらしい。「ちょっと待っていなさい」と、奥に入ってゴソゴソやり始めた。しばらくすると熱々のドングリの皮を剥いて「食べてみて」と。どうやらオーブンで焼いたのだ。
ゆっくり噛んで、オジさんを見て「美味しい」。オジさんが笑う。
そしてドングリ講釈が始まる・・・


コメント

 昔、子供の頃、學校に大きな森があり、どんぐりが澤山校庭に落ちて居た。どんぐりで獨樂を作ったり、誰かにぶつけて遊んだりしたが、どんぐりを食べると「吃り」に成ると言はれて食べなかった。あれは單なる都市傳説ですか?

A)
子どもの頃に言われましたねえ。
「食べると・・ボになるよ!」って。たぶん日本中、どこでも言われたのではないでしょうか。
種類は分かりませんが、大昔の人は、食べていたようです。


焼いたマテバシイの味は、香ばしくビールのツマミには最高です。
なんで売っていないのか・・・
商売始めると良い商いになると思います。

それにしても学校に大きな森〜\^o^/
素晴らしいですね・・・

今日はドングリの続きがあります〜♬ (^_^)/~

2016年3月 3日 08:44 | 雅蘭洞英齋居士

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