そのおじさんの話を真面目に聞いていたら、「面白いものを見せてあげるから手を出しなさい」と言う。差し出した手の平に、何かを掴んでいる手をのせるのだが、なかなか開こうとしない。我慢出来ずに「なんですか!?」と聞く。するとパッと手を押しつけて「ホレッ」。
「ギャ〜、なんですかこれ」・・・。生暖かい芋虫が手の上で自由に動く。若い人風に言えば「ヤバイ!」だ。じつに〜よく出来ている。ドングリの帽子をいくつも重ね、伸び縮みするテグスを通してあるから、クニャクニャ生きているかのように蠢く。近くにいた女性に「ホレ〜」なんて、こちらも変なおじさんになってしまったのである。
あまりにも受けたので、小さいのもホレッ
2016年3月 3日 15:50
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カテゴリー:
歩キ眼デス2
コメント
開いた瞬間ギョトしました。
私だったらきっと手を振り払い落としていたでしょう。
よく見ればドングリ帽子・・・・(*^O^*)
中々面白い発想ですね。
A)
遊び心と素材が見事にマッチしたものでした。
こんど帽子を集めて作ってみます。
子どもたちに見せるときっと受けますね〜これは〜♬
初めは声をあげていた女性たちも恐る恐る見入っていました。
2016年3月 3日 16:16 | tama
スマホで開いた途端、写真の、しかも芋虫の頭が大きくでてきて、
えええ( ̄□ ̄;)!!と叫びました。
本当に雰囲気がそっくりです。してやられました。
後ろに並んでる木の実の種類にびっくりです。興味津々です。
面白そうなおじ様ですね。
A)
父が生きていたら、仲良くなりそうなオジさんでした。
ずっとニコニコしっ放し。
来年はこれでいきます(^^)V
他にもヒントをもらえば良かったですね。
2016年3月 3日 16:40 | かに
本當に面白いです。作って見度いです。ソフビのごきぶりや蜘蛛は良く玩具屋に有りますが、是は自然の香りがして素敵です。
僕もポケットに忍ばせて、そこいら中に行って驚かせて遣り度くなりました。
A)
ソフビ!?〜調べました。
ソフトビニールのことですか・・・
蜘蛛やトカゲなど、悪ガキたちがご婦人を脅かしていましたねえ。
雅蘭洞さんも小さい頃、それで遊んでいた?
このドングリの帽子が質感もなかなか良くて、ポケットからいきなり出されたら
誰もがビックリすること請け合いです〜
ぜひ、一番最初は奥様にやってみてください (^_-)
2016年3月 3日 18:19 | 雅蘭洞英齋居士
僕の子供の頃は未だソフトビニールなんて此の世に存在して居ません。あのクニャクニャ玩具は、戰に負けたものの經濟だけは働き詰めに働いた爲に、何とか戰前の水準に戻り、更に成長出來てから化學工業が發展して漸く、世に出たのです。僕の頃の時代の化學製品は「スフ」と言ふ名の弱い破け易い繊維だけでした。
歩き眼さんの樣に物資に惠まれた時代では無かったんですよ。
A)
どんなものでも自然のものから作られていたんですよね。
僕の頃も遊び道具は、自分たちで作っていました。
たとえば木の船。
建築中の家から木の余りをもらって、ノコとカンナ、小刀で船とスクリューをつくり、
繋げた輪ゴムを動力にして、それを持って銭湯に行く。
弟や友達と遊んでいると、必ず年寄りから雷が落ちる。
でも・・・いなくなるとまた始める・・・(^_-)
悪ガキでした。
そして少年誌の付録に目を輝かせていました。顕微鏡や空高く飛ぶ飛行機・・・
ほとんど紙で出来るものばかりなのに、翌月号の付録の紹介を見ていると
もう欲しくて欲しくて、待ち切れなかった日を思いだします。
今はそんなに欲しいものはありませんね。
元気さえあれば、なんとかなりそうで・・・
2016年3月 4日 12:46 | 雅蘭洞英齋居士
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