東北五行歌会
旧北上川の砂州に建てられた石ノ森章太郎の萬画館
報告しますなんて言いながら、写真をほとんど撮っていないことに気がついた。なぜか!?
歌会後の親睦会で振る舞われた東北の地酒にやられました(秋田、宮城の歌友が持ち込む日本酒を毎回楽しみにしている)。つまり二日酔い。そして日曜日のバスツアーでは、強い雨と風。カメラをぶら下げているだけの人でした。
というわけでご披露するのは、歌会の上席歌です。
こんな歌が選ばれました。
この世で
一番清しい匂いは
剥いたばかりの牡蠣
ぜんぶ
海になる 一席
話しかけて
いるよ
会えなくても
想い続けることは
傍らにいること 二席
線香一本
燃えきるまでの
一時
想いめぐらす
過ぎた日のことなど 三席
桜がひらく
百年の樹も
初めて
春と
交わるように 四席
泳ぎ疲れた言葉を
ただ受け止める
「風の電話」も
「漂流ポスト」も
みちのくの 海のそばで 五席
五席の歌は、なんと! 小生の歌でした。つい嬉しくてお酒がすすみました。
さきほども大きな地震が熊本でありました。被災されてる方々の現状を思いますと心が痛みます。早く地震がおさまり、復興が進むことを願うばかりです。
2016年4月19日 18:07 | カテゴリー: 歩キ眼デス2
コメント
東北歌会に出席されましたのですね。
どのお歌も良いですね。
2席の歌は、私の思いを詠んで下さった感じです。
5席のお歌も好きです。
東北の地酒もさぞ美味しかったことでしょう。
嬉しそうなお顔が想像されます ( ^)o(^ )。
A)
こんにちは、お久しぶりです。
被災地を訪ねてみようと、歌会に参加しました。
東北の歌友らに会えて楽しかったです。
九州、東北の人の血が好きなのかもしれません。
お酒は途中で飲んだ量を忘れてしまいました。
どれも美味しく幸せな時間でした。
ただ二日目の大川小学校は、言葉を失いました。
自然の力、人の命の危うさ・・・・
生かされているのだと思いました。
2016年4月27日 12:43 | tama
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