熱海湯
神楽坂の路地裏に、昭和情緒漂う昔ながらの銭湯「熱海湯」がある。銭湯は久しぶりだ。大人460円か・・・半世紀以上も昔、15円を握って銭湯にいったことがあった。上京してからは、しばらく銭湯通い。終電に近い電車で帰り、慌てて銭湯に飛び込み、掃除している横で体を洗っていた。その銭湯で初めて話をした同じアパートの住人は、同じ志の仲間であることが分かり、今でも付き合いが続いている。
熱海湯は宮造りの銭湯で、中に入るとペンキ絵の富士山がドーンと裸の男女を見下ろしている。ここは熱めの湯が名物と聞いていたが、なるほど熱い。静かに息を吐きながら、深く浸かる・・・大学生数人が入ってきた・・・一人が足を入れて「アチ〜」「めっちゃ熱い」。大騒ぎとなる。
君たちねえ、この程度の熱さで驚いちゃいかんよ〜。グッと我慢していれば、じんわりと湯が体を解していくのだ・・・人生、ぬるま湯ばかりではないのだ〜〜でも、たしかに熱かった・・・
2016年8月18日 19:50 | カテゴリー: 歩キ眼デス2
コメント
銭湯、大好きです。
神楽坂にあるんですね!今度行ってみます。
そして、お風呂上がりにはコーヒー牛乳か、フルーツ牛乳を飲むのだ!
A)
熱海湯は、字の如く湯が熱いので有名みたいです。
フルーツ牛乳ありますから
左手は腰に添えて飲みましょう〜
2016年8月19日 15:15 | かに
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