落語ブーム


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仲入りで次回分のチケットを二つ目のメンバー自らが熱心に販売をする


再びの落語ブームらしい。最近は入門したい若者が増えちまって、本当か嘘か前座見習まであるなんてぇ〜話をマクラで聞いたことがある。二つ目にはずらりと実力者が揃ってることがわかり、彼らが自主的に作っている「研精会」をパトロン気分で応援をし始めた。

正月にその一人、桂宮治の「寝床」を聞いてビックリした。ここれ、古典か〜正座から空中に舞い上がってドンと伏せて落ちる。オイオイと初めは引いていたが、何度も繰り返されると、その迫力と独創性に引き込まれてしまった。この男から、目が離せないかも〜。

そして何とその寝床を翌々日の菊之丞独演会で再び聞くことになる。
(菊之丞は、上手くなると二つ目の頃からずっと応援してきて早十年。いまじゃ押しも押されぬ大師匠)
寝床が始まった。そう、そうだよ、ご隠居の江戸弁、所作なんざぁ、こうでなくっちゃ〜〜と、江戸の下町の世界にグイグイ引き込まれていく。
このテンポのいい話っぷりを聞いてるてぇ〜と、浮き世のごたごたなんざ、ちょっぴり忘れちまったぜぃ〜


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ぞろり、将来の大物たち。もうすぐ笑点にも現れるかも・・・


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