花森安治の仕事


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チラシの裏には「日本の暮らしをかえた稀代のマルチ・アーティスト!」と書かれている。桜が咲き始めると、世田谷美術館もドッと混むのではないかと心配になり、時間ができた週末に「花森安治の仕事」を観てきた。

NHKの「とと姉ちゃん」では唐沢寿明が彼を演じ、美の壷では「日々を美しく暮らす 花森安治」として紹介されていた。展示をどうするのだろうと興味津々だったが、こう来たか〜!と納得のスタートから始まって、戦後から経済成長とともにあった私たちの昭和の暮らしが上手く展示され、懐かしく寄り添うことができた。

花森安治。編集者、グラフィックデザイナー、ジャーナリスト、コピーライターの肩書を持つマルチ・アーティスト。彼の才能をどう形容しようかと、頭を駆け巡っていった言葉を並べる。
モダン、センス、偏愛、独創性、全身全霊、多彩、反骨、気骨、マルチ、こだわり、中立、豪放・・・

観るにはかなりのエネルギーがいる。しかし忘れてしまったことや心がけなくてはいけない精神などを想起させてもくれた。展示は4/9(日)まで。砧公園の桜を観ながら、いかがだろう。

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ここ撮っちゃいけませ〜〜ん

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