もう半分


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もう半年が過ぎてしまった。年寄りの時計は早く回る。いろんな説がある。

・同じことの繰り返しだと、速く感じるという説
たとえば毎日同じコトを繰り返していると、脳が時間を短く見積もってしまう。つまり脳がそれほど多くの情報を処理する必要がない場合は、時の流れが速く感じられ、同じ長さの時間でも、いつもより短く「感じる」。

・記憶量に関係しているという説
脳への記憶する情報量が少ないと、時間の経過を早く感じるというもの。
う〜、沁みる、そうかなあ・・。

・もうひとつ。
広い場所にいるほうが、狭い場所よりも時間が長く感じられるとの実験結果があるそうだ。自然の中にいると、つい時間を忘れてしまうから、これは何となく分かる。


コメント

 齡を重ねると確かに時間の過ぎるのが速く感じる。子供の頃と較べて一日が短い。
 是は數學的に説明出來ると言ふ説が有る。即ち、五歳の子供にとっての一年は五分の一(1/5)、六十歳の大人の一年は六十分の一(1/60)、詰り五分の一の方が六十分の一より12倍も大きい(長い)と言ふ説である。
 哲學的な時間の長さと言ふのは解らない。西洋哲學では時間は未來から過去へ流れる線として考へられるが、佛敎などでは例へば道元禪師の正法眼蔵などでは同心圓の中心から湧き出ずるもの、現成するものと考へる。夏が來るのでは無く、夏に成るのだ。

A)
夏が來るのでは無く、夏に成るのだ で思い出したのが
美しい言葉なんてない、言葉が美しくなるのだ。

つまり、夏にするのだ。
でもいいのかもしれないと思ったのです。

湧いてくる何かに、そんな元気を染めていきたいものです。

2017年7月 1日 15:58 | 雅蘭洞英齋居士

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