十勝岳(2077メートル/日本百名山85座目)


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白い噴煙の遥か向こうに十勝岳が聳えている


百名山。残っている山の多くは、どれも遠く厳しい。北海道には、そのキツいのが三山。いつまでも憧れにしておくわけにはいかず、今年はまず十勝をやろうと決めていた。
北海道のど真ん中、ヘソ部分には大雪山があって十勝岳はその南西部に位置する。富良野からの山並みは美しく、倉本聰さんや画家の後藤純男らは毎日のように眺めていたに違いない。

木曜日の夕方、前線基地となる白銀荘というロッジに泊まった。ベッドと温泉、自炊できるキッチンそして談話室などが付いて一泊二日、僅か2600円。露天風呂だけでも三つあり、どれも野趣に溢れている。デッキからは前十勝岳がすぐそばに見え、火口らしき箇所から噴煙が上がっている。

酔いが回って来ると、だんだん気合いが入っていく。山頂は、噴煙の遥か向こうにあり、約4時間の登りだ。午後からは雨と予報されていたので、晴れ男はただ祈るのみ。


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ここ数年、噴煙の数が多くなっているという

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待ってろよ〜十勝岳!


コメント

無事のお帰り何よりです。
宿泊料2600とは安いですね。
噴煙を見るとチョット恐いです。
何時かは爆発するのでしょうか。
お山の空気一杯吸って満喫されたことでしょう。
多分東京の空気の差をお感じになることでしょう( ^)o(^ )

A)
地元の人の話では、十勝岳は30年周期。
来年あたりに爆発するんじゃないですか・・・煙も増えているし・・・
そんなことを平気で言っていました。

山の途中の非難小屋の中を覗くと、
ヘルメットが幾つもぶら下がっていました。
火山の石を見ると、こんなヘルメットは防具にならないと思いました。

あ〜また行きたい、そんな今日この頃です。


2017年8月 1日 15:29 | tama

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