ボストン美術館の至宝展


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昨日、暑さが弱まったので、よし〜と都美術館の「ボストン美術館の至宝展」を観にいった。上野公園は、人また人。パンダの赤ちゃんか!?まだ公開されていないはず・・・ウ〜ム・・・科学博物館で始まっている「特別展・深海」は140分待ち、プラカードを持っているお兄さんがちょっと自慢げだ。もしかしたら、ボストンも・・・ところが美術館に続くエスカレータで下りると、すんなり入場できた。

まずは音声ガイドを借りる。最近はこの案内による楽しみを知って、必ず一緒。
人が少ない。ゆっくり鑑賞できる。日曜日なのになぜだろう・・・音声ガイドを聞きながら作品に魅入っていく。クラシック音楽が流れ、絵に隠された秘密なんかが語られると、贅沢な時間を浮遊しているなあと、ありがたい気分になる。こんな素晴らしい絵が海外に流失してしまってと、思ってもあとの祭り。当時の日本は、そう考える人が少なかったのだろうか。
二時間、鑑賞して気がついたことがいくつか。

・ボストン美術館のコレクションの数(50万点)と質にビックリ。
・英一蝶(はなぶさいっちょう)なる絵師を知って、絶句(巨大涅槃図)。
・モネ、ゴッホの作品のコレクションが凄い。ルーラン夫妻の肖像画2点ほか。

ボストンの街を一度歩いてみたいと思いながら美術館を出た。


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今回の目玉は、ゴッホのルーラン夫妻の肖像画らしい

コメント

都美館の建物周辺は、ちょっこしボストンの街並みに似てる、かも(;^_^A
アメリカの美術館を訪ねると、アメリカ人ってお金持ち!!!としみじみ思いますね。
とくに目利きの個人資産家(と美術商)がいかに当時のヨーロッパから
佳作を仕入れていたか。
日本美術の蒐集も半端ないですし。
私は光琳の「松島図屏風」をボストンで見て、のけぞりそうになりました。
あの感動は今も覚えています。

A)
なぜか、空いていてね、良かった。
今回のボストン展は、4人のコレクターの紹介もありました。
皆さん大資産家で高学歴。そして日本に来日し、長く滞在して、日本の文化を愛した。

ボストン市民の美術館への強い思いを想像すると、この街には独特の匂いがある。
と、直感した、というわけ。
緯度も札幌とほぼ同じ。きっと繋がるものがあるはず・・・

行きたいねえ〜

2017年9月 6日 01:49 | Quico

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