琵琶湖周航の歌


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年に一度の五行歌、全国大会。歌会が終わった後の懇親会も終盤に近づき、琵琶湖周航の歌詞が舞台の真ん中に貼り出された。司会者は隣の人と肩を組み歌いましょうと声をかけた。アルコールも入って良い気分のところにイントロが流れてくると、隣り合わせた数人ずつが肩を組んで歌いはじめた。

ちょうど目の前の二人が、好い感じだ。たまたま隣席だった二人が、歌を歌いながら五行歌仲間との再会を心から楽しんでいるように映った。ゆっくりと体を左右に揺らしながら、歌う二人を見ていると、思わずカメラを向けていた。なんかクラス会、同級会のイメージ。ジーンとしながら、二人の後ろで3番、4番を歌っていた。

♬〜
波のまにまに 漂えば
赤い泊火 懐かしみ
行方定めぬ 波枕
今日は今津か 長浜か

今年は、この歌が誕生して100周年にあたるそうだ。

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