雨飾山(4)
リンドウの一つくらいあるだろうと、ゼイゼイ息を切らして1700m辺りを登っていた。すると一株、発見。ここ数年、山でのリンドウとの出会いは雨のなかだ。一緒に登っていたSさんに聞いてみる。「リンドウの花言葉、ご存知ですか」・・・「知りません」・・・「あなたの哀しみに寄り添いたい、です」。
下山のとき、今度はSさんが「これはもしかしたら」・・・「そうです、トリカブトです」。「効き目のあるところは根です」。花の多い季節は、心が浮き立つので疲れは気にならないが、雨で急坂の多い雨飾山では、体力と余裕がなくなった。
2017年10月13日 17:18 | カテゴリー: 歩キ眼デス2
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