故郷の秋
札幌の市街はいま紅葉が美しい。こんな華やかな秋を感じることなく18年を過ごしていたんだねえ・・・ため息。銀杏はやや赤味のあるピュアな黄色を纏って空に伸び、ドウダンツツジは、血をかけられたような鮮烈な赤色。秋の陽射しの中、樹々たちはそれぞれ色を思いっきり主張していた。
唐松のある山の広い傾斜地に、ときどき天使の階段と思わせるような光が射して、森の起伏を際立たせた。森はただの木の集まりではないのだ。故郷なのに外国に来ているような感覚が生まれ始めた。
2017年10月30日 19:22 | カテゴリー: 歩キ眼デス2
コメント
夏の暑さからはとても想像できない綺麗な紅葉ですね。
こんな綺麗な紅葉を目の当りに眺めていたら、嫌なことも
忘れ去られてゆくようです。
A)
これは、ちょうど一年前の写真ですね。
北国の紅葉は美しいです。
さて今年はどうなるでしょうね・・・
2018年9月30日 15:51 | tama
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