都民の森
山頂から富士山がバッチリ!
五月を代表するような爽やかな昨日、久しぶりに奥多摩のさらに奥にある三頭山(1531m)を登った。山頂からは富士山がクッキリと見え、思いがけないプレゼントをもらった。三頭山は、裾野に広がる都民の森のもっとも高い位置にある。
この森がこんなにもみごとに育ったんだ・・・とあの頃を思いだした。ここには、驚くほどの巨木が何本もあって、森をいっそう森らしくしている。
巨木第二位はカツラ(胴回り5.7m)
第一位はトチノキ(胴回り6.7m)
四半世紀も前の話。奥多摩に都民の森を造るというので、東京都のデザインコンペに参加したところ一席を貰った。オリエンテーションの時に、閃いたキャッチが効いたのだと、そのとき思った。
キャッチは「森は先生」。人はもっと自然に謙虚でなければいけない。次世代の子供たちに自然の素晴らしさを伝えたい。この二つのコンセプトを「森は先生」に込めた。
ポスターを始めとしたメインビジュアルは、イラストの森のなかでブナの切り株の上に立つ女の子。まだ高校生だった高橋由美子さん(いまなにかと話題の人になっている)だった。頼まれもしないのに「都民の森」のロゴタイプをつくったら、今もそのまま使用されていた。
左がロゴがそのまま使われている今のパンフレット
右は五つの森が開いて見られる当時のパンフレット
木材工芸センターやレストランなどがある
2018年5月21日 17:47 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
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