燕岳


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無事に還ってきました。梅雨が来る前に一つ三千メートル級を登っておこうと北アルプスの燕岳へ。当初は、ピッケル、アイゼン必携だったが、雪融けがすすみアイゼンとストックだけで何とか山頂へ。しかし体が鈍っているというか、老化が進んでいるというか、キツかった・・・

こんなにキツかっただろうかと、休憩の度に地図を見る。しかしこの地図がいかんせん古い。1997年版だから、もう20年前のものだ。表示されている歩行時間が驚くほど短い。昔の人は体力があったのか。結局、雪道ということもあって、地図時間の1.5倍かかってしまった。


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雪に囲まれた合戦小屋を超えてしばらく上がると、槍の穂先が見える。恋人にあったようにワクワクする。どうして槍はアルピニストを駆り立てるのか。呼吸が荒くなろうと、ガツガツと上がる。穂高が見えて、笠ガ岳も現れる。そして北アルプスの心臓部となる山々が顔を出し始めると、ファンファーレがひときわ高鳴る。


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燕山頂は雪がないが寒い。風が強まると体温が奪われる

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