燕岳(3)
稜線歩きは楽しい。西からの風が強く吹くと肌を刺すが、360度の景色は贅沢なご馳走だ。西に目をやると手前にはハイマツが鬱蒼と茂って、凹みには雪が残り、白い枝珊瑚のようなダケカンバの樹々が谷に向って伸びている。そこから一気に千メートルほど切れ落ちて、谷には急峻な沢からの雪融け水が注ぎ込む。そして遥か向こうから雄大な北アルプスの連なりが現れる。
そうです、イルカ岩。奥に槍ヶ岳
これは、めがね岩
人気のある燕岳には、面白いカタチをした岩が多い。いわゆるインスタ映え〜という人気の奇岩だ。燕岳は、登りやすく撮影ポイントが多いこともあって、山渓(山の雑誌)の人気投票では第二位。一位は当然のように槍だ。
眺めて思うことは、槍も富士山同様、その山容を遠くから眺めて、ため息をするためにある山かもしれないと・・・。
そして、槍ともお別れ。また会おう
2018年5月31日 19:28 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
コメント
今回は燕岳へ挑戦されたのですね。
残雪があり素晴らしい景観です。
中々岩の形が面白いです、風雪に晒されて岩の角が取れて行くのでしょうかね。
登頂の喜びが伝わってまいります。写真有難うございました。。
A)
雪融けがかなりすすんだと聞いたので、登ってきました。
三年前に登って以来でしたが、何度行っても素晴らしい景観です。
次は、花の山に登りたいです。
2018年6月 2日 15:04 | tama
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