清里


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今も小海線の二輛連結の車輌は清里駅に止まるが・・・


週末の清里の駅周辺は、いつだってウンザリするほど人が多く、ここは山梨の原宿だ〜と思っていた。それがどうだ・・・晴天の日曜日、駅前を歩いているのは外国人らしきカップル二組だけ・・・軒を連ねているお土産店や飲食店の大半は、閉じられたままだ。
ゴースト化している。売り物件が半分くらいあるのではないか。なぜ・・・

父が昔、話してくれたことを思いだした。なんでも一気に加熱したものは、下火になるのも早い。金儲けだって、グラフだってそうだろう・・・その言葉に、いろいろなものが重なる。

例えば、お湯を沸かす「ティファール(T-fal)」と「鉄瓶」。
沸騰も冷めるのも早いティファールに比べてて、時間はかかるが鉄瓶で沸かしたお湯は、湯のみに移してもなかなか冷めない。そして鉄分を含んだお湯には、まろやかな味わいが生まれて、お茶も美味しくなる。

そんなことも重ねて、清里はもう復活しないだろうなあと思うのだった。



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空き物件には雑草が生えていた


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