空木岳(4)
初夏の空木岳は、沢山の花で彩られるが、今はもう最終章。散りかけていたり萎んでいたり、実を付ける花はそれぞれにと、季節の移り変わりを感じさせる。夏の終わりの山行は、不思議な佇まいというか移ろいがあって、なにか沁みるものがある。
花言葉のようにリンドウの花は散らないのか
シラタマノキの実
トリカブトを見つけた
ゴゼンタチバナの実
セリ科の仲間
オオカメノキの実は鳥に!?
なんだろう、ハッカのような爽やかな香りがした
1000m地点に赤い実を付けた樹が
森に静けさをつくるサルオガセ
山登りは、歩いている時間が長い。今回はとくに標高差もあったので、かなりの負荷を体にかけてしまった。ダメージは下山途中からで、両足の親指に豆ができ、かがとの上アキレス腱辺りの皮も剥け始めた。それでも下りなければならない。相棒のTさんも両太腿が痛みだして、休む回数が増えた。
なんとか2000メートルを下りきって、アイシングなんだろうなあと思いながら、温泉でふくらはぎと太ももをマッサージ。風呂から上がって体重計に乗ると3キロ減。おお、よくがんばったなあと、腹を撫でながら独りごち・・・
足の筋肉痛は二日目から始まったが、今は心地よい痛みになった。
空木岳の山頂から眺めた南アルプスの山々。塩見、荒川、赤石、聖、光、いずれも未踏峰の山だ。Tさんが別れ際に言った。
「来年の夏までにトレーニングをして、一緒に行きましょう」。
さて、どうなるかなあ。
山ガールの台頭が凄かった
2018年9月28日 11:52 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
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