流し


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三軒目は、小さな居酒屋の屋上(三階)。ここでチビチビ呑んでいたら、ギターを抱えたお兄ちゃんが上がってきた。「一曲いかがですか」という。これは珍しい、流しだ。手ぶらで帰すのも可哀想だと思い、二曲ほどリクエストする。「ツナミは出来る?」と聞けば、回りの若者たちから「いいねえ〜」の声が上がる。

夜空の下の小さな空間に、切ない夏が流れてゆく。ちょっと星野原に似たお兄ちゃん。北島三郎だって、流しからスタートしたのだ。お礼を渡して「また頼むよ」と言った後、この店は初めてであることに気づいた。まっ、いっか〜


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