金沢ひがし茶屋街
ひがし茶屋街は古い城下町の佇まいがそのまま残っている。歩いていると心がしっとりとしてきて、歩くスピードがつい落ちる。米屋、味噌屋、麹屋さんなどが暮らしの中にあるから、そこに暮らす人たちを思ってしまう。道が掃かれ、挨拶があって、子どもたちの声が聴こえてくる。昔どこにもあった世界だ。
格子の縦のストライプが涼やかな落着きを醸し出し、石畳の道が美しさを引き立てる。ふと立ち寄って、あれこれと話をして、気にいったものを買い求める。こんな当たり前のことが、旅先でしか見つからなくなったのかなあと思ってしまう。
2019年11月29日 21:23 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
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