坂本直行(チョッコーさん)
消費税が3%の頃に発売されている
弟からこんな画集が届いた。けっこうな額だが、どうやら新刊ではなさそうなので、安心した。そういえば数日前に「本を送るから」の電話があった。
坂本直行・・・よく覚えているなあ。
以前「故郷の先人たち」というエッセイを頼まれ、画家・坂本直行を選んだ。札幌の図書館に彼の資料があることを知り、弟に「日高の風ー孤高の山岳画家・坂本直行の生涯」を借りてもらったことがある(しては行けないこと重々承知)。大地を開拓していくという生き方、そして自然と向き合う姿に激しく揺すぶられた。毎日のように眺めて読んで、返却日を過ぎてから慌てて送り返した。
そんなことを覚えていたらしい。ありがたいこと。ページを進めていくと、北の花たちのスケッチとメモが生き生きと標されている。どれも力強い、そして愛情が感じられる。無骨な手と優しげな視線が思い浮かぶ。カッコイイ〜。
こんな男に弱いのは、女ばかりではない。
2020年1月21日 15:44 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
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