Rさん


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雲ひとつない穏やかな冬の空が広がっていた


高尾山、モミジ平の小さなベンチで、つい先日亡くなった歌友Rさんのことを思い浮かべていた。亡くなった弟と同い年で、急性心不全も同じ。そして憎めない笑顔まで。厄介を抱えていたようだけど、いつもニコニコしていた。ときどきジャブを放ってくるから、こちらもヒュッとグラブを伸ばすと軽くそれに当たって、笑いながら距離をとった。どうして一人が好きだったんだ・・・想いは深まるばかり・・・

昨日の歌会では彼の冥福を祈り、黙祷をしてスタートした。五行歌に会えて良かったね。繫げていくよ。
山で詠んだこの歌で送った。

二月の
紙飛行機は
スローモーション
少年のまんまを乗せて
一枚の空へ


コメント

突然の知らせに驚きました。

11月にお話ししたのが最後です。

笑ったお顔のほか、私は何も知らないのです。

A)
そうですね、きっとみんな知っているのは彼のシャイな笑顔と
五行歌が大好きだったことだけかもしれません。

いつ人はサヨナラをするか分からないと思いました。
亡くなった人を思い浮かべると
名言よりも笑顔なのかもしれませんね。

2020年2月16日 21:45 | yachiyo

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