三婚説


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鬱陶しいご時世なので、なにかないかと探していたら、面白い説に笑ってしまい、空想、妄想を広げた。それは「三婚説」と名付けられていた。

まず二十歳になったら、全員が20歳年上の異性と結婚をする。はたちの娘と40のオヤジ、はたちの青年と40のマダムだ。20年間結婚生活をして、離婚をする。そしてすぐに40歳の男女は、それぞれ20歳の歳下と再婚をする。60歳で二度の離婚をしたら、同じ境遇の異性と再婚をする。この3回で終わり。

この「三婚説」をお茶しながら、または呑む席で論議を楽しもうというのだ。恋愛観、人生観が違うから議論百出するだろう。酒の肴にはもってこいかもしれない。仮設ではなく法律になったとして話し合えば、我がことのように盛り上がるはず。
どなたか、今度、お会いしたら、この話を続けませんか?


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コメント

此の「三婚説」は大分昔に、推理小説作家で醫師であった木々高太郎氏が(大腦生理學者林髞として)男女が夫々歳の掛け離れた異性を配偶者として選んで、(最初に男性が若い時に年上の女性を選び、其の女性が亡くなったら、若い女性と結婚して、と言ふ具合に)交互に年齢差の結婚を續けて行く、と言ふ説にヒントを得たのではないか、と思はれるが、木々氏の説は多分に優生學的な所があって評判は良くなかった。
木々氏は今で言ふSF小説の日本の元祖海野十三氏や詩人の金子光晴氏と同人雜誌を出して居る。戰争中に僕が木々高太郎氏の本を讀んで居た頃は探偵小説と言って居た。

A)
先日、山の二次会で、この説を肴に論議してもらいました。
別れねばならぬ哀しみを二度経験した者同士が一緒になってからの人生
そこがポイントになりましたが、女性陣には感心をもたれませんでした。

木々高太郎、知りませんでした。
もしかしたら、彼の説がベースになっているのかもしれませんね。

2020年3月 9日 13:33 | 雅蘭洞英齋居士

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