初夏・入笠山(2)


P6120190.JPGのサムネール画像
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雨上がり、カラマツに絡みついているのは、着生植物サルオガセ。待っていましたとばかりに、雨をいっぱいに吸い込んでいるように見える。雨の後でなければ、見られない目映い光景に出会った。

サルオガセは、霧のかかる森の樹々に着生して垂れ下がっている。宿り木のように他の樹々から栄養分を摂取することなく、水分と光合成だけで成長する不思議な植物だ。


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コメント

 樹の枝に引っ掛かっては居るが、樹から榮養分は貰はない、家には居候でも家計は獨立と言ふ譯ですね。
 興味を覺へて調べて見たら界は菌界(fungi)に分類される地衣類なのですね。樹に取っては場所を取られて迷惑かも知れないけれど、榮養を吸取られないから、健康には害を及ぼさないのでウィルスとは全く別ですね。胞子を出して飛んで行って、又、他の住み心地の良ささふな枝に絡まって子孫を増やして行くんですね。
 さふ言ふ無害な生き方は素敵だなぁ。

A)
そうなんですよ〜、さすが雅蘭洞さん!
冬なんか、風に吹かれて、みんな一緒にふらりふらり・・

超省エネな生き方。仙人みたいです。
我が家にいたら、空気みたいな人と言われることでしょう。

今度、取ってきて、プレゼントしましょうか。

2020年6月17日 17:45 | 雅蘭洞英齋居士

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