往生際


PB290920.JPG
ランハム裕子さんの文章は面白い


この写真を見て、こんな言葉が浮かんだ。2月の大統領選の真っ最中、演説後に「I LOVE YOU」と言って星条旗を抱きしめた瞬間のカットがこれだ。それがいま、別の意味をもって公開されている。

アメリカには「往生際が悪い」という言葉はあるのだろうか。じつにしぶとい。羞恥心を知らない人間は無敵だ。この手段でビジネスも自分優位を曲げずに、ここまでのし上がってきたのだろう。

日本にも少し前までしがみついていた人がいたし、広島にも未だに頑張っている人がいる。権力はそんなに甘いものなのだろうか。

羞恥心と
合理主義とを
開放させた
なしたとすれば
そんなこと


コメント

 先週はずーっと大田區の國勢調査票の時代遅れの集計作業に携はって居たので、アルキメデスを覗く暇がありませんでしたが、面白い話題が澤山あったんですね。鉛筆と消しゴムで加筆したり消したりの苦闘8時間勞働でした。

 此のトランプの寫眞は歌舞伎の「俊寛」の俊寛僧都を思はせるのですが、此の馬鹿を支持する輩が七千萬人も居る、と言ふ事が又、アメリカと言ふ國の低腦振り(日本人からはさふ見えますが)と言ふか、多民族國家に成り過ぎた、純粹主義者の嘆きと言ふか問題點ですね。日本も多民族化して居ますが、將來の日本で大和民族主義者が出て來る樣な事になりますかね。

A)
トランプは「I LOVE YOU」と言ったらしいですが、「I LOVE ME」だろう。
そして私を指示してくれる人のみに愛を・・・だろうと、見ていました。

対象をつくっては正義面をして、我が身を守り、支持を得ていく。
戦いは、いつもそんなこから始まってきましたね。

あの写真を俊寛僧都。知らなかったので調べました。
見たことのある写真が出てきて、歌舞伎で読み解くと、よく分かりました。
昨日のニュースでは、トランプの起こした訴訟、各州で敗訴。
もう戻ることができない・・・全くその通りだと思いました。

国勢調査のお手伝い、ご苦労さまです。
お若いなあと感心しております。

2020年12月 2日 16:39 | 雅蘭洞英齋居士

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