我が家から歩いてみる
新緑も美しい樹齢約400年の松本楼の大銀杏
友人のグループ展が土曜日で終わることに気がついて、どうせなら歩いて行くかとググれば、我が家から京橋までは約8キロ。コースを頭に叩き込み、指示通りの道を辿ってみた。
途中でお茶をしよう、できればオープンカフェがいいなと記憶を辿れば、日比谷公園の松本楼が浮かぶ。しかし夏日、一度も休まずに日比谷まで歩けるか?
こんな自虐的なことが好きで、つい挑戦したくなる。
準備をして、正午にスタート。爽やかな風の中、黙々と歩けば、約50分後には事務所の前を過ぎ、30分後には半蔵門。皇居一周のランナーたちに抜かれながら、日比谷へと下りていく。
皇居の廻りは、ワラビが多い。頭の部分だけでも摘んでいこうかなと思ったが、「オソレオオクモ・・・」の声が響いてきて、手を引っ込める。遠くには警官が立っているし、カメラもどこかに備え付けられているに違いない。「モッタイナイ」。
ようやく松本楼に到着。大銀杏の前の特等席が空いているという。これはご褒美だ。四百年以上生きてきたイチョウと今年も会えた。初夏、お茶をしながら、巨木を眺める幸せ。テーブルにやってきたスズメにケーキをお裾分けする。
キミは青くはないけれど、幸せは近くにもあると教えてくれた
Mさんのバッグ。「フェルトの布で五角形にしてみたが、ものを入れにくいのが難点」。こんな自由な感覚が好いなあと思う。
2021年5月10日 13:26 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
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