酪農
人の数よりも、牛の方が多いといわれるほど、道東は農場が点在していた。その一軒を見学させていただいた。家族数人で、数百頭の牛の世話ができるのも、全ては機械化によるものですと、女性農場主は笑顔で教えてくれた。
朝、牛たちは搾乳ロボットの前に大人しく並んで、順番を待つ。ロボットは、牛の乳首をまず洗浄してから自動で装着、そして搾乳を始める。一頭ずつのその日のミルクの量も記録され、データ化していく。搾乳された牛は、次に朝食が待っている場所へ大人しく向っていく。
しゃがんでバケツを置いて搾乳していたのは、もう昔の話。広く清潔な牛舎には、さまざまなシステムが導入され、厳しかった北海道の酪農の歴史は、変わったのだよと教えてくれた。
人の手では追いついていけない〜
2021年7月 2日 15:28 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
コメント
酪農がそんなに機械化されて居るとは知りませんでした。それは特に限られた進歩的な農家なのではありませんか?
殆どの酪農家がそのやうにロボットに依る作業に電化、機械化されて居るのですか?
僕はいつも、電化が進むのは便利に成っていい反面、電氣設備に事故が有った場合、生活の總てが止まって、麻痺状態に成ってしまふのでは無いか、と心配するのですが、酪農も都會的になり過ぎると、停電などのテロに備へなければなりませんね。
A)
北海道の農業、酪農はアメリカのスタイルと重なります。
こんな機械あるの?というくらい、大型トラクターにさまざまな
アタッチメントを取り付けて、作付けから刈り取りまでをやってのけます。
ご指摘の通り、一作年の大停電のときは、自家発電だけではカバーできず、
牛を死なせてしまったらしいです。
リスクを回避させるのも大変な仕事になりますね。
2021年7月 2日 16:13 | 雅蘭洞英齋居士
先日、偶然に出逢えましたこちら様のサイトに脱帽です。
自然のお散歩が大好きで、載せてくださっているお写真と重なります。
また植物の名称…全て教えてくださり心からありがたく読ませて頂いております。
AIの時代は便利で、また怖さも多く考えてしまいます。
「ORMAC」素敵ですね。
A)
そうだったのですか・・・
同じお名前だったので、ORMACのメンバーのお一人と、勘違いをしていました。
空と風と緑、そして花。
一年を通して、彷徨っています。
コメントをとても嬉しく思っています。
これからもよろしくお願いいたします。
2021年7月 3日 11:31 | ゆみゆみ
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