絶滅を選ぶな


人類よ.jpg

環境ポスター展の作品を制作し終えてから三日目、新聞の記事の一つに目を奪われた。「人類よ、絶滅を選ぶな」。
なんじゃこりゃ。恐竜がマイクを握っている。

気候変動枠組み条約・締約国会議(COP26)に合わせて、国連開発計画が制作したビデオメッセージのフレーズだった。こんなアプローチがあったんだ。
こんなメッセージを送りたかったなあと、ビデオを見ながら、悔いた。


くしくも昨日、我が国の首相の演説に、哀しき「化石賞」が贈られた。環境配慮への努力目標を伝えようと言葉を駆使したが、見透かされてしまった。
経済界との綱引きがあるのだろうが、世界は許してくれない。

「化石賞」の記念品は石炭である。我慢して官邸に持ち帰り、執務室の机に置いて日々、見つめてもらえないだろうか。

世界のあちこちで気候変動が始まっている。ニッポンはいつ腹を据えて、戦略を組むのだろうか。コロナのように後手後手となり、いつか「後手、投了です」の声が、恐竜からかかるか分からない。


コメント

 化石賞は矢張り日本の樣な後進國には相應しい賞だと思ふ。
日本の經濟、政治の劣化が言はれて久しいが、是は日本人の群れたがり、護送船團方式への固執が災ひして居るのではないかと思って居る。

 僕も若い頃(今でも若いが)會社勤めをして居た企業が經團連のメンバーであったが、原料の統制も有ったが、同業者の會合には關係する役所の役人も加はり、各社で生産量等相談して決めて居た。密かに、價格まで決めて居た。詰まり熾烈な價格競争をしなかったので有る。こんな微温湯に浸かって居て大丈夫なのか?と思って居たが、案の定、海外のメーカーのコストダウンの攻勢の前に、今迄の何の工夫もしなかった報ひを受ける事となった。現在、伸びて居るユニクロ、ニトリを初め、I T等の新興勢力は經團連なんかには入って居ない。東芝初め恐龍の樣な巨大企業は環境に適合出來なくなって來て居るのでは?

A)
仰る通りです。経団連は政府への圧力団体ですから、
政治も経済もパトロンのご意向に添って動いていきます。
ドラスティックな転換なんてありえないようです。

ソフトバンクの孫正義さんがグチっていたように
エネルギーや通信事業しても、出る杭は打たれてしまいます。

経済も環境も、手遅れになっていくのが分かっていても
大きな恐竜は小回りが利かない。
恐竜絶滅のとき、小さな哺乳類が生き残ったように、
知恵ある国や企業だけが生き残っているのかもしれません。


2021年11月 5日 12:01 | 雅蘭洞英齋居士

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