瀬戸内寂聴さん


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毎月の第二木曜日に掲載される瀬戸内寂聴さんの記事「寂聴 残された日々」を楽しみにしている。今朝そのページを開くと、静養中に付きお休みとあったので、大丈夫かなと心配をしていた。

すると、先ほど亡くなられたのメールが家人から入った。掲載の日に・・・。絶句、いま哀しみの中にいる。
達観した生き方と歯に衣着せない話し方が好きで、いつしかファンになっていた。90歳を過ぎて、老いと向き合いながら、その境地を分かりやすく、そして向き合う術など伝えてくれていた。

じつは先月の記事を読んで、おやっと気がついたことがあった。前半と後半にタイムラグがある!?。前半の文体、文字使いに「おかあさんが、おいしいおべんとうをいっぱいつくって、果物やおかしなんかも、ふろしきに・・・」
後半の文体は、いつもの通り「母の最後の望みは、自分独り・・・」、と戻っていた。

おかあさんと母、どうして!?と思っていた。
病院に入っていたことは伝えられていたので、前半は自筆でそのままに、後半は親しい方が話しを書き留めたのかもしれない。

半藤一利、立花隆、小林亜星、高橋三千綱、小三治と、今年は好きな人が多く亡くなっていく。昭和が終わっていく。


コメント

「……そうでしたか」
亡くなってしまうのは、とっても寂しいですが、心の中でずっと大切に想い続けてまいります。

A)
寂聴さんを慕っていた人たちがこんなにいたんだと驚きました。
作家の平野さん、画家の横尾さんほか、広い交友関係にビックリですが
誰とも分け隔てなく、あの笑顔で包みこんでいたんでしょうね。
ご冥福を祈りました。

2021年11月13日 00:49 | ゆみゆみ

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