針穴写真


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昼飯の後、ふと目に止まった針穴写真展を覗いた。写真レンズを使わない単純なカメラで、作品はどれもシンプルで温かい。そしてピンのゆるい写真が、懐かしい記憶を呼び戻そうとしてくる。

なんだろう。デジタルの超リアルな画像や映像ばかりを見ていると、モノクロームでややピンボケの写真がとても沁みる。ピンをあわせるのは受け手の作業ですよと云っているかのように。

当たり前の風景が、懐かしく思ってしまうのは、針穴写真の特長である、まん中周辺にだけピンがフォーカスされるからか。

針穴写真という手づくり感のある写真を眺めていたら、自分の作った歌をあわせてみたくなった。

ご自分で作ったという写真機を見せていただきながら、カメラマンの方とつい話し込む。

沢山の話を聞いているうちに、「どの作品も素晴らしいだけに、テーマ性を持たれるといいかと思います」などとアドバイスをしていた。 ( >_< ) 


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ポラロイドカメラが人気を復活させているとも聞くし、優しく語りかけてくるような針穴写真の世界がもっと広がるといいな、と思いながら会場を後にした。


コメント

とっても静かな雰囲気の写真会場に感じました。
なんといっても、最後のアドバイスが最高です♪
『心がたくさんこもっていて…』

A)
数人の方が帰っていき、カメラマンが話しかけてきました。
ポツポツと話をしていたら、カメラづくりが面白く、
いろんなモノを撮っているのですが、今後どうしていこうかと・・・
そんな、ことを云われたので
テーマ性を〜の話になりました。

名刺をいただいたので、メールをしようと思っています。

2021年12月16日 18:38 | ゆみゆみ

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