泉ヶ岳
ちょうど五合目くらい、ここからキツかった
ちょうど今から七年前の六月、大きな歌会が終わって、どこに行こうかと仙台市内の観光マップを見ていたら、市民に愛されている山「泉ヶ岳」の紹介があった。山だけでも眺めてみようと地下鉄とバスを乗り継いで約一時間、登山口まで赴いた。
1175メートル。姿は、故郷の藻岩山のイメージだけど、標高は2倍以上。いつか登ろうと決めた。そしてこの日を迎えた。
登り始めは唐松林の穏やかな道
18日。雨は上がっていたが、湿度が高かった。樹林帯の中は風がないため、体感温度が上がった。喉が渇き、息だけが上がる。山頂直下は岩だらけで、斜度もキツかった。下りて来る人たちに励まされ「達成感はハンパナイよ」の言葉を信じた。
ようやく山頂に着いた。だが景観はゼロ。ただ、風は気持ちよかった。山頂でいつも感じるのは、風のありがたさだ。しばらく風にあたって汗を収めた。北側をしばらく歩くと眺めのいい場所があり、蔵王、月山が見えた。ここで会えるとは思わなかった。
西に目を動かしていくと、朝日連峰、飯豊も確認できた。低山もこれからいいのではないか、と頭をよぎった。
はるか北にかつて登った蔵王、月山が見えた
2022年7月20日 17:37 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
コメント
いつか登ろうと心に決めた山に行かれて、励まされ、ここで会えるとは思われなかった山々に会え… 本当におめでとうございます!
2022年7月21日 18:19 | ゆみゆみ
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