三ノ輪商店街



久しぶりに都電に乗って、早稲田から終点三ノ輪橋の一つ手前駅で下車し、三ノ輪商店街の入口に立った。

写真は、文化の日、午後2時半の三ノ輪商店街である。記憶の街とはまるで違う。かつての面影はどこへやら。

お店からは食べ物の匂い、焼き鳥を食べながら歩く人、外で食事をしている人、買い物袋を抱えて歩いている人で一杯だった。それが、今ははるか向うの三ノ輪橋の出口まで見える。

シャッター通りと一言で片付けるには、あまりにも哀しい。ここにはいつも人の温もりがあった。笑い声がアチコチから聞こえるいかにも下町らしい空気に包まれていた。

ポツンと開いているお店の人たちが寂しく見える。開いている店に立ち寄り、ミカン、焼鳥、パンを買った。小さなミカンは甘く、ハツと砂肝はビールに合い、数十年ぶりに口にしたジャムパンは、懐かしい味がした。


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