月寒あんぱん
信州の人が県歌「信濃の国」を、鹿児島の人がアイス「氷白熊」を全国区だと思っていたように、上京した頃、この「月寒あんぱん」は、どこのパン屋にも売っていると思っていた。
「月寒あんぱんはありますか?」とパン屋で尋ねると、「それ、なんですか」と聞き返され、それがローカル商品であることを知り、軽いショックを受けた。
ないと分かると無性に食べたくなるもので、あんぱんを齧りながら月を眺めた。
やがて「木綿のハンカチーフ」がヒットしはじめる頃には、すっかり東京との人となり、月寒あんぱんもロバパンもすっかり忘れた。
2022年12月 6日 19:14 | カテゴリー: 歩キ眼デス3
コメント
月寒アンパンとロバパンてどんなパンなのですか?
知りたく成りました。
A)
まずは月寒あんぱん
パンのようでパンではない、なかはこし餡。
ごま油、ごま、クルミなどが入っていない和風月餅ですね。
そしてロバパン
調べたらビックリ!
もう潰れていると思ったら、まだありました。
創業90年。
昭和の頃は、ロバの車でやってきました。
「一日一食パンになれましょう」の看板を掲げて、来ると人だかりになりました。
代表的なパンが「豆パン」で、北海道の人は、皆知っていると思います。
友人が京都にもあると・・・
ロバのパン屋の名前で。
2022年12月11日 12:06 | 雅蘭洞英齋居士
コメントの投稿