美味い


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北海道といえば、美味しいの産地。道北を旅すると田畑の広さと空の大きさに、なぜか安心してしまう。ここだけは、いつか来るだろう食糧危機とは無縁ではないかと思うからだ。

温暖化のせいなのか、品種改良の努力なのか、いつの間にか美味しい米が採れるようになった。一昔、道内米といえば、不味いの代名詞だったから、北海道の食事情が変ってきたようだ。

美味しかったものをいま振りかえると、一位は弟の畠で採れた枝豆が忘れられない。枝豆好きな私ではあるが、採れたてを直ぐに茹でると、旨さが違う。野趣溢れた甘みというか、口に運ぶ手が止まらなかった。
そして寅さん好きの弟は、他にも虎豆とともにさくら豆も一緒に育てていた(笑えた)。

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二位は、ニシンの切り込み。中学時代の友人、Tのお気に入りの居酒屋にあった一品。秋田のハタハタの飯寿司、鮭の飯寿しと共に、低温発酵で仕上がった魚の旨さは、呑み助を唸らせる。何度もため息ついて酒と共にいただいた。

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そして三位は、スープカレー。地元の人は、この美味さを知らない。バカにする者もいる。カレーの海に浮かぶ、大地の恵みを愛でながら、舌鼓を打つ。ワイルドだが、それぞれの味がそのまま楽しめるのがいい。

秋の風も吹きはじめた。買い物かごを持って、美味しいを探しにいこう。

コメント

こちらの枝豆は格別なのですよね~

スープカレー… 本当に珍しいお写真で(^^;
いつかやってみたいと思いました。

A)
朝の収穫だからなおさら美味しかったと思います。

北海道は、お天気に恵まれ、農家はよかったようですが
新潟地方は、日照りになってしまい、お米も枝豆も不作と聞いています。

農業も漁業も、気候変動でこれから
大変な時代を迎えようとしています。

2023年9月19日 19:12 | ゆみゆみ

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