太田和彦さん


PA180654.JPG

好きなものがある、というのは幸せなことだと思う。Facebookのトップ画面にも、そんな一行を入れている。「山と酒と歌と」。後半の人生は、まさにこの3つに集約されているかもしれない。

酒の心の師匠と崇めている太田和彦氏。彼の言葉を拾いながら、それをアテにして一人呑む時間は至極の時。作り手と酒を愛する人たちの関わりが温かく伝わってくる。

思えば、氏のお気に入りの居酒屋に、アチコチと足を延ばした。長崎の居酒屋では、太田氏が焼いたというぐい呑みを傾けて、女将から人柄を聞いた。東京下町の居酒屋でも彼の人柄は、同じ。酒を愛し、人を愛し、料理を誉める。あの温かい笑顔が浮かんでくる。

一昨日、この二冊を並べたくなるようなメールが、「海、はじまる」の著者、宇佐美さんから届いた。ご友人の太田和彦氏にこの歌集を贈ったところ、「素敵な装丁ですね・・・」の言葉をいただいたという。

もうこれは、呑まずにはいられない。縁とは不思議な力を持っているんだなあと、独り酔いしれた。

コメント

美しい風景を思いっきりご自分のモノにされてる感じがしております。

(個人的にですが^ ^)透き通ったボトルの傾きが『みぎ』というのがたまらなく好き!なのです。

日本酒は格別ですね。

A)
長生きして良かったなと思うとき、山と酒があるかもしれません。

このBottle Letterの写真には、これからも縁がありそうな予感〜 (^_-)

2023年10月19日 16:49 | ゆみゆみ

コメントの投稿

トラックバック

トラックバックURL: http://1c.3coco.info/mt-tb.cgi/3686