テレビ放送記念日
早二月、そして今日はテレビ放送記念日。というわけで、我が家にテレビがやって来た日を思い出してみた。たしか東京オリンピックの前年の秋だったと思う。子どもがチェンネルを回すと壊れるという父の一言で、最初の頃、触ることが許されなかった。
今でもしっかり覚えている番組は「チロリン村とくるみの木」。見ている間に台所から夕餉の匂いがして、番組が終わると丸いお膳を出し、箸、茶碗を並べ、家族での食事となった。そして夜は、弟との寝室。
思い出せば、昭和そのものの暮らしがあった。
テレビの上の熊の彫り物は、友人からからのプレゼントだろうか。カゴに入っていたミカンは皆で食べてしまったのか。柱時計のネジはきちんと巻かれているだろうか。テレビに映っている番組は、ジェスチャーだろうか。興味が尽きない。
NHK放送博物館は、昭和を取り戻せるタイムカプセルです。
2024年2月 1日 15:56 | カテゴリー: 歩キ眼デス4
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