岡本太郎


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先週末の洞窟探検から戻ると風邪をひいてしまい、体調やや下降気味の中、生田緑地散策の後「岡本太郎美術館」へ。あの岡本の作品を鑑賞する気力・体力が湧いてこないが、約束の企画だから仕方がない。

彼が五年間の軍隊生活をしていたとは知らなかった。パリでの知的で自由な10年の留学生活から、自由と人間性を奪われた想像を絶する苛酷な軍隊生活を体験する。上官の自画像などを描かされていて、それは辛かったことだろう。

反戦への思いは、作品となって現れる。あらゆる表現物において、真に自由で人間として生きることの出来る社会を、芸術を拠点にして伝えていく。それが岡本の作品の原点であり発露となった。

全ての作品からも圧倒する気が迸る。デカイ、強い、眩しい〜。なんとか全作品を鑑賞してヨロヨロと外に出ると、高台の作品「母の塔」が太陽を背に「バクハツダ〜」。

ワア〜〜

コメント

お疲れが、体調が、だったのですね。
大変でしたね。。。
回復されますように。

岡本氏の歴史を教えていただけたおかげです、印象が変わりました。
『苦しい歴史があった方だったのですね…』
バクハツがわかることできました!

A)

体調はもう大丈夫です〜

彼は変なおじさん、だけではなかったのです。
背景にあった思いは、独特な表現になっていたのですね。
たとえ分からなくても、なにかを感じればいいのでしょう・・・

2024年6月12日 10:42 | ゆみゆみ

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